米国:米国政府機関、インドの炭素回収貯蔵、使用技術に支援

掲載日:2018年9月13日

9月1日付の地元メディアによると、米国連邦機関は、商業規模での石炭ガス化の採用、使用、研究、及び炭素回収貯蔵と使用技術をインドのエンジニアリングコンサルティングサービスとタイアップしていると報じた。メタル、採掘、エネルギー分野の有力コンサルティングファームであるMN Dastur & Coとのパートナーシップを通じて、米国エネルギー省とNational Carbon Capture Center (NCCC)は、温室効果ガス削減技術の開発と商業化を進めるインド政府機関とインド民間企業の参加を強化するとメディアリリースにて発表した。協定の一環として、NCCCはインドの政府機関と民間企業による炭素回収技術を進めるために、世界クラスの中立試験センターによる知識共有と提供を行っていくとも発表している。
 
また、MN Dastur & CoのAtanu Mukherjee社長によると「低品質のインド石炭を使用した経済的に魅力のあるハイパースケールの石炭ガス化と炭素回収は、インド経済に大きな影響を与える可能性がある」と述べている。その上で、「これにより、スティール、化学物質、セメント、肥料や電力などの大きな規模での経済的に実行可能なクリーン石炭ベースでの産業が可能になる」と付け加えた。
 
また、 NCCCのディレクターであるFrank Morton氏によると、「Dasturの歴史とメタル、採掘、エネルギー産業の世界的な知識は、ガス化と炭素回収における米国エネルギー省の能力とNCCCの世界規模での研究と技術資源を補完するものである」と述べている。更に、Morton氏は、「これはインドの経済成長を損なうことなく、温室効果ガス削減に多面的にアプローチするニーズに応じることができる」と付け加えた。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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