米国:Duke EnergyがFlorenceの襲撃に備えており、最大300万の消費者の停電を予測

掲載日:2018年9月20日

9月13日付けの現地報道によると、Duke EnergyのNorth Carolina州WilmingtonのBrunswick原子力発電所はHurricane Florenceの接近に先立ち停止を余儀なくされる可能性がある。Duke Energy Corp. は同社がCarolinaの海岸に接近している台風に対して周到に準備を行ったとしながらも300万の電気消費者が停電になる可能性があり復旧には数週間かかる可能性があると報告した。

9月12日、Duke Energy North CarolinaのDavid Fountain社長は南北Carolina州は明らかに「Hurricane Florenceの進路上にあり、避難等の準備が進められている」「Hurricane Florenceが南北Carolinaに近づくにつれ、この台風が歴史上まれに見る規模になることが予想されるようになっており、台風の進路上の損害も同様に記録的なものになるだろう」と電話インタビューで答えた。

National Hurricane Centerが東部時間9月12日の午後2時に報告したところによれば、Hurricane Florenceはわずかに勢力を弱め、最大風力125miles/hourのカテゴリー3となった。しかしながら、Fountain氏は強い勢力を持った台風が南北Carolinaを襲い、上陸後に海岸沿いをゆっくりした速度で進む可能性があると警告した。Fountain氏はDuke Energy North Carolina社の南北Carolinaの400万の顧客のうち25~75%が停電に見舞われる可能性があるとし、「最近の台風の進路やFlorenceに関するすべての予測を総合すると我々の予測モデルでは全体で400万の家庭と企業のうち100~300万が停電になると見込まれる」とした。「この台風が尋常でないことを顧客が理解することは重要である」「人々は数週間電力が無くてもやっていける」とFountain氏は述べた。

Duke Energyは台風による大雨と洪水の影響で被災した場所にたどり着けず、被災状況の確認すらできない可能性があると警告した。Duke Energyの南北Carolina州災害対策担当Howard Fowler氏は発電復旧のために2万人を配備していると述べた。Duke Energyは台風に備えるため 中西部とDuke Energy Florida LLCに加え米国南東部のほかの発電業者からも人員を派遣している。「我々は台風に備えており、安全になってから復旧する準備ができている」とFowler氏は述べた。

(石炭開発部 弘中 孝宜)

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