豪州:Palmer氏が計画する高効率石炭火力は不要:QLD州首相

掲載日:2018年9月20日

9月11日付け地元紙によれば、QLD州のAnnastacia Palaszczuk首相は、元連邦議会議員で実業家のClive Palmer氏が計画する新規の高効率の石炭火力発電所は不要であると述べた。
 
同首相は、「QLD州は他州からの羨望の的になるような電力網を有しており、Palmer氏からの助けは必要としていない」と述べている。そして、「既に高効率の新しい石炭火力発電所も有している」とも述べている。
 
Palmer氏が所有していたニッケル精錬を行うQueensland Nickel社(QLD州)は、2016年に経営破綻し800名の職が失われているが、同氏は今回、QLD州のGalilee Basinにおいて15.4億AUDをかけて超々臨界圧技術を採用した出力700MWの石炭火力発電所を建設することを計画している。発電所の建設・運営を行うPalmer氏傘下のWaratah Coal社は、Galilee Basinにおいて炭鉱開発を計画しており、この発電所の建設を炭鉱の開発計画に含めるため、環境認可書の修正を申請する予定である。但し、QLD州の鉱山大臣室のスポークスマンによれば、まだ申請書は受領しておらず、正式に受領すれば関係部局とともに検討を行うと述べている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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