豪州:QLD州民の多くがCarmichael炭鉱の取水に反対:環境団体調査

掲載日:2018年9月27日

9月23日付けの地元紙は、環境保護団体が実施したCarmichael炭鉱(QLD州)の取水に係る世論調査の結果を報じている。
 
環境保護団体のLock the Gateによれば、インドのAdani社が開発するCarmichael炭鉱は、60年間にわたって地下水を取水するライセンスを得ている。しかし、深刻な干ばつに対する懸念が高まっている現下の状況で実施された今回の調査によれば、QLD州の有権者の70%が、農家の保護のためにCarmichael炭鉱の取水のライセンスは取り消されるべきだと回答した。このうち、自由国民党の支持者の5割、極右のワン・ネイション党の支持者の4分の3も、同様の回答をした。
 
地元紙によれば、今回の調査結果を受けて、Lock the GateはCarmichael炭鉱開発の反対運動に際し、水の問題に大きく重点を置いていく模様である。QLD州では、前週の段階で58%の土地が干ばつの状況下にある。Adani社は2017年にQLD州から取水のライセンスを取得し、2077年までBetts Creek層から取水する権利を得ている。

(シドニー事務所 山下宜範)

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