ベトナム:Hoa Phat Dung Quat鉄鋼所 海洋へのスラッジ投棄許可を求める

掲載日:2018年10月4日

9月25日付けの地元報道によると、石炭火力発電所の投資家は海洋へのスラッジの投棄許可を求めているが、海洋汚染に関して大きな懸念が出ている。

Quang Ngai省の省長は、首相宛の書簡に調印し、書簡では、Hoa Phat Dung Quat鉄鋼所の海洋へのスラッジ等の投棄許可の検討を求めている。

Hoa Phat Dung Quat Steel JSC社によると、港湾の航路の浚渫が必要であり、スラッジ量は15.5百万m3とのこと。同社はスラッジを一時貯蔵として沿岸部へ運搬したが、スラッジの利用者は見つからない状況である。一方、首相は異なる種類の砂の輸出を停止する指令を発しており、スラッジ・砂の輸出も困難である。この様な状況下、同社にとってはスラッジの投棄が解決策となる。海洋へのスラッジ投棄は過去2~3年間、石炭火力発電所、鉄鋼所、航路浚渫プロジェクトから提案されてきた。

2017年には、Vinh Tan 1石炭火力発電所はBinh Thuan海へのスラッジ100万㎥投棄計画の承認を受けたが、プロジェクトはマスコミ・科学者・地元住民から強く抵抗されて停止した。

(石炭開発部 辻  誠)

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