中国:石油コークス輸入業者 米国の高関税のため石油コークスをロシア・中近東からの輸入に転換

掲載日:2018年10月4日

9月21日付けの地元報道によると、中国の石油コークス輸入業者は、従前は主要な輸入国であった米国産の高関税のため、石油コークス(アルミニウム・セメント生産で使用)のロシア、中近東からの輸入量を増やしている。

中国は石油精製副産物である石油コークスに、米国との貿易戦争の一環として8月23日から米国産に関税25%を課した。この動きにて、従前の3%関税に加えて、中国の米国産石油コークスへの関税は28%となった。

Sinoway Carbon社(山東省)の会長は、同社は米国産石油コークスの輸入を8月には関税のために停止したと語った。同社は2018年には石油コークス5万トンを2隻分、米国メキシコ湾より輸入していた。同会長は、ロシア、中近東地域からも購入できるとした。

中国は2017年米国から石油コークス3.5百万トンを輸入、全体輸入量7.2百万トンの約50%を占めていた。

(石炭開発部 辻  誠)

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