インド:政府 液化石油ガス(LPG)へのメタノール混合計画を検討 補助金額1/3削減へ

掲載日:2018年10月11日

9月30日付けの地元報道によると、政府は液化石油ガス(LPG)へのメタノール混合計画を検討している。メタノール混合にて、家庭用ガス価格への補助金額が1/3削減できる。複数の国にて実施されているLPGへの20%メタノール混合にて、家庭用ガス消費コスト100ルピー/本の削減につながると見積もられている。

インドでは石炭からのメタノール生産を強化しており、メタノール混合比率を更に高めることは可能である。LPG補助金額は2018/19会計年度国家予算案では2,000億ルピー以上が計上されており、財政的には大きなメリットがある。

政府は、シンクタンクNITI Aayogが増大するインドの燃料輸入料を引き下げるために、国内メタノール経済(自動車、家庭分野)の工程表を作成した後、メタン(液化してメタノールとなる)生産専用の炭鉱を割り当てた。

NITI Aayogのメタノール経済工程表では、国内の輸送・家庭向けに20%メタノール混合LPGを使用すると、2030年までに原油輸入額で1,000億USD/年削減が可能となる。計画では、メタノールは豊富な低品位炭、バイオ資源から生産される。

(石炭開発部 辻  誠)

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