インドネシア:石炭大手PT Adaro Energy社 取引の90%にてルピア建て決済へ

掲載日:2018年10月11日

10月4日付けの地元報道によると、石炭大手PT Adaro Energy社は、取引決済は従前から米ドル建てであったが、今回、取引の90%(17億USD/年相当)をルピア建てで行うと発表した。政府方針である通貨ルピア安定化のため、外貨流出の抑制に協力する。

国営石油会社PT Pertamina社(取引額4~5億USD)、大手石炭採掘請負会社PT Bukit Makmur Mandiri Utama社(BUMA)などとの取引を通過ルピア建てで決済する。PT Adaro Energy社は、既存の契約書に基づき、年間19~20億USDの取引を米ドル建てで決済していた。

通貨ルピアの為替相場(参照レート)は10月3日で 1 USD = 1万5,088 Rpと20年振りの通貨安となっている。政府は、通貨ルピアの安定化政策の一つとして、外貨資金を通過ルピアに換金して保有する企業に税制面での優遇などを検討している。

(石炭開発部 辻  誠)

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