コロンビア:Cerro Matoso社 先住民族との事前協議を準備中

掲載日:2018年10月11日

9月28日付けの地元報道によると、憲法裁判所は、2018年前半、Cerro Matoso社の操業が原因で周辺に健康上の害を与えたとして、コミュニティに4億USDの賠償金を支払うよう判決を下した。Cerro Matoso鉱山はコロンビアで35年以上に亘りニッケル採掘を行ってきた。

同社は社会のための同盟と呼ばれているものを創設し、この同盟を通じて市町村や国立職業訓練所(SENA)、市立図書館等に450億ペソを援助している。また環境影響評価を国家環境ライセンス庁(ANLA)に提出する際、必須条件の一つに地域住民との事前協議があるとした。同社は今回の憲法裁判所の判決を謙虚に受け止めている。

Cerro Matoso社の2018年6月末での生産量は4.37万トンとのこと。2019年度の生産量は4万トンの予定であり、憲法裁判所の判決で不安定要素や懸念はあるが、現在も将来も判決に影響されることなく操業すると語った。また、新規プロジェクトとして、現在、Planeta Rica地域にて事前環境影響評価を実施しており、San José de Uré地域から評価を開始し、2020年には生産開始を予定している。

注) 1コロンビアペソ = 0.037 日本円(2018年10月4日現在)

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ