タイ:タイ発電公社(EGAT) エネルギー省へ石炭火力発電所2基の設備更新申請の予定

掲載日:2018年10月11日

10月2日付けの地元報道によると、タイ発電公社(Electricity Generating Authority of Thailand:EGAT)はタイ北部Lampang県のMae Mo石炭火力発電所で老朽化により2020年までに廃棄予定の2基の発電設備の代わりに、350億バーツを投資して新たに2基建設する計画をエネルギー省に申請する予定である。
 
Mae Mo石炭火力発電所はタイで最初の石炭火力発電所で、Mae Mo盆地の褐炭を原料とし、EGATが1975年以来運用している。EGATは同発電所の1~3号機を1999~2000年に廃棄。現在は4~13号機の10基を稼働させ、全体発電能力は2,400 MW。うちタイ北部に50%、中部に30%、東北部に20%を送電している。
 
EGATの副総裁は、8号機、9号機は30年間稼働しており、タイの主要な電力源の一つであり、今回の申請は8号機、9号機の300 MW設備の更新だと説明した。
 
EGATは2015年に老朽設備(33年間運転)の更新を決め、総発電能力655 MWの設備が2018年内に完成する予定。同副総裁は、8号機、9号機はEGATの次の重点設備になるとした。設備の更新では、高効率で燃料消費とガス排出が少ない先端の発電技術を採用する予定。EGATは既にエンジニアリング・調達・建設事業(EPC)契約で、フランス重電大手Alstomグループと日本の商社の2社と合意済み。

注)1タイバーツ = 3.51 円(2018年10月2日現在)

(石炭開発部 辻  誠)

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