インドネシア:エネルギー・鉱物資源省(MEMR) 1~9月資源分野投資額は年間目標の40%相当

掲載日:2018年11月1日

10月26日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)は、2018年1~9月のMEMR所管の資源分野への投資額は152億USD(年間目標の40.1%相当)と発表した。

2014年の投資額は335億USD(石油・ガス部門217億USD、鉱物82億USD、電力30億USD、再生可能エネルギー6億USD)。以降は、石炭価格・石油価格の下落などに伴い、2015年323億USD、2016年297億USD、2017年275億USDと低下、2018年は現在のペースだと200億USD(2014年の60%相当)に低下する。

当初計画よりも電力需要が伸びず、電力開発向け投資が落ち着いているといった要素はあるが、全体で大きなウェイトを占める石油・ガス分野での下げ幅が大きい。多くの開発業者は投資環境にも課題があると指摘する。スハルト政権下では、資源開発に向けて外資の呼び込みを進め、生産を増やしていく政策だったが、近年では国営企業の下で開発を進める姿勢が強くなっている。

MEMR内には、外資を効果的に活用し、自国の技術力を高めるような投資受け入れ策の必要性を指摘する意見もある。石油・ガス開発の進展は貿易赤字縮小にもつながるため、政府は複雑なライセンス取得プロセスや、回収率の低さといった、投資における課題の解決にも取り組む方針。

(石炭開発部 辻  誠)

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