マレーシア:国際石炭価格の上昇 2019年上半期に電気料金引き上げの可能性も

掲載日:2018年11月1日

10月22日付けの地元報道によると、国際的な石炭価格の上昇により、電気料金が引き上げられる可能性がある。石炭価格は4月時点の92 USD/トンが7月には120 USD/トンまで高騰。7~10月の平均価格は116.43 USD/トン、1~6月の103.42 USD/トンから12.6%上昇した。

国営電力会社Tenaga Nasional Berhad(TNB)の平均買い取り価格も4~6月91.1 USD/トン、2016年度55.7 USD/トン、2017年度72.7 USD/トンから大きく上昇している。

石炭火力発電では輸入炭を使用しており、特にマレー半島部では供給電力の約半分は石炭火力発電に依存し、専門家は石炭価格が今後も高値で推移すれば、2019年上半期(1~6月)の電気料金の引き上げの可能性も否定できないとの見方を示した。

マレー半島部の燃料別発電比率は、石炭53%、天然ガス42%、水力などの再生可能エネルギー5%。石炭輸入はインドネシア62%、豪州24%、ロシア11%など。

(石炭開発部 辻  誠)

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