フィリピン:中国の複数の電力会社が石炭火力発電所建設に関心

掲載日:2018年11月15日

10月31日付けの地元報道によると、エネルギー省の大臣は、中国の複数の電力会社がフィリピンで石炭火力発電所建設に関心を示していると語った。

国内では、発電事業者と配電・小売り事業者などが短期的な電力需給を調整する電力卸売りスポット市場(WESM)を育成し、電力需要全体に占める割合を20%にする目標を掲げている。

中国企業が関心を示しているのは、WESM向けに電力を供給する商業発電所建設で、現在、Luzon地方等で立地を検討しているとのこと。商業発電所は、電力会社などと一定期間の電力供給契約(PSA)を締結する発電所と違い、銀行側は資金供給に消極的であり、その建設には資金力が必要となる。

同大臣によると、商業発電所を建設する場合には、二酸化炭素の排出を抑制する高効率石炭火力発電所となる見通しで、政府は国家重要エネルギー事業(EPNS)に指定する可能性があるとのこと。

(石炭開発部 辻  誠)

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