米国:Lazard社が再エネは既存の石炭火力発電所と価格で競合しうると報告

掲載日:2018年11月22日

11月12日の報道によれば、補助金が無くても平均的な風力及び太陽光発電原価が既存の石炭火力発電原価を下回るとLazard社が分析結果を示した。

Lazard社が最近行った均等化発電原価(Levelized Cost Of Energy, LCOE)分析の結果、米国沿岸部の風力エネルギーの原価は補助金の無い条件で29~56USD/MWhであり、ユーティリティー用太陽光発電の原価は36~44USD/MWhであった。Lazard社は既存の米国石炭火力発電の原価を27~45USD/MWhと見積もっており、再生可能エネルギーの原価が既存の石炭火力発電原価に比肩しうるとした。

風力発電と太陽光発電に対する合衆国連邦の補助金を考慮すると、再生可能エネルギーは石炭火力に対してさらに競争力を持つことになり、原子力やガス火力発電所とも価格で競合する。

(注)LCOE:発電所の建設・発電にかかる総費用を、割引率を用いて現在価値に換算したものを総発電量の現在価値で除したもの。

(石炭開発部 弘中 孝宜)

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