ベトナム:専門家にて石炭火力発電の長所と短所を議論

掲載日:2018年12月6日

11月25日付けの地元報道によると、石炭火力発電およびエネルギー安全保障、環境、健康問題をテーマとする専門家の会合にて、ベトナムにおける石炭火力発電の拡大に関する意見が述べられた。

ベトナム・エネルギー協会(VEA)によると、現在国内で稼働中の石炭火力発電所は21か所(総発電能力は14,310 MW)、2016年3月改定の第7次電力基本計画では、2020年に26,000 MW(全体の49%)、2025年に47,600 MW(全体の55%)、2030年に55,000 MW(全体の53%)を想定している。

共同体発展研究・訓練センター(RTCCD)の副所長は、石炭火力発電所による汚染の影響が増え、北中部Thanh Hoa省では健康被害が確認できるとし、微小粒子状物質(PM2.5)などが各種疾患の原因だとした。

ベトナム熱技術科学協会の会長は、石炭火力発電の利点として、水力発電の様に立地を選ばず、発電所の建設期間は短く、発電能力が高く費用対効果が高いことを挙げた。1 kWh当たりの発電コストも小さいと語った。

(石炭開発部 辻  誠)

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