インドネシア:エネルギー・鉱物資源省(MEMR) 2019年石炭生産目標5.3億トン(前年度比9.3%増)

掲載日:2018年12月27日

12月19日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)鉱物石炭総局の鉱物石炭収入局長は、国内で操業する石炭生産者の生産量目標を2019年は5億3,000万トン(前年度比9.3%増)に引き上げる方針を明らかにした。うち国内向けの石炭供給を義務付ける国内供給義務(DMO)は2018年と同率25%(数量は1億3,250万トン)に設定する。
 
政府は2018年、国内生産量目標を4億8,500万トン、DMOは25%(数量は1億2,100万トン)としていたが、経常収支の赤字拡大を背景に、9月には生産者32社に合計2,190万トンの輸出枠追加を決定、これに伴い、2018年の生産量は5億690万トンの見込み。

同局長によると、2019年の生産量目標は、国家予算の鉱物石炭分野からの税外収入目標40兆Rpを前提としており、国内の石炭指標価格(HBA)は平均80 USD/トン、通貨Rpの対USDレートは平均1 USD = 1万3,500Rpと想定している。DMOについては、生産量の25%を国内向けに供給できなかった石炭生産者に対し、罰則として生産枠を削減する方針。また、同局長は、通貨Rpの対USDレートが2019年に上昇した場合、国内生産量目標を5億3,000万トンから引き下げる可能性もあるとした。

MEMRのデータでは、2018年1~11月の国内石炭生産量は4億4,185万トン、うち国内供給量は1億37万トン。

(石炭開発部 辻  誠)

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