インド:石炭公社(CIL) 子会社に対するGulf Oil Lubricants社の裁判訴訟に反論

掲載日:2019年1月10日

2018年12月24日付けの地元報道によると、石炭公社(CIL)は子会社Eastern Coalfields(ECL)に対する破産手続き開始に関する国家会社法控訴裁判所(NCLAT)による中止命令を受け、Gulf Oil Lubricants India社に対して、苦情救済制度に基づいておらず、代わりに軽率にも裁判所に訴えたと主張した。
 
12月19日、Gulf Oil Lubricants社からの4.09百万ルピー回収申し立てに関する聴取後に、国家会社法裁判所(NCLT)Kolkata支部は、ECLに対して破産手続き開始命令を出し、中立解決専門家としてC Rajbhar & Co社のChhedi Rajbhar氏を指名した。ECLがNCLTによる破産手続きに失敗しても、CILには子会社に代わり、NCLTの命令が適用される。
 
Gulf Oil Lubricants社は、CILからはまだ4.09百万ルピーの支払いを受けていないと主張、CILは拒否している。NCLATは12月22日、NCLTの判決中止を命令し、同判決での速やかな破産手続き開始を防いだ。興味深いのは、ECLの操業債権者であるGulf Oil Lubricants社はNCLATでは代表とはみなされなかった。
 
ECLは、Gulf Oil Lubricants社との契約では滞納金(Gulf Oil Lubricants社が主張)に対する年間18%の金利支払いは言及されていないとした。ECLと操業債権者間での論争は、滞納金8.47百万ルピーに対する金利支払いで生じたもの。Gulf Oil Lubricants社側は、滞納金は金利にて増加すると主張し、一方CILは、金利分はないと主張した。

NCLATは2019年1月29日に、次回の聴取を行い、CILとECLの両者が共同にてECLを代表することになる。

(石炭開発部 辻  誠)

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