ポーランド:ロシアへのエネルギー依存度低下を目指すもロシア炭への依存度は高まる

掲載日:2019年1月17日

1月9日付けの地元報道によると、ポーランドの炭鉱では国内石炭需要を賄えず、国内のエネルギー会社はロシア炭を使用せざるを得ない。

ロシア炭は動力源だけでなく、発電分野でも使用されている。ポーランドの2018年の石炭輸入量は18~19百万トン、うち70%分はロシア炭と発表されている。発表によると、2019年の石炭輸入量は20百万トンに増加する見込み。国内の石炭会社は、投資は行っているが、国内消費者の需要を満足させる生産量を確保できていない。

専門家によると、ポーランドはロシア炭に運命づけられており、輸入炭では石炭品質と価格の良好なバランスは保たれないとのこと。米国からの石炭・ガス供給の増加が唯一の解決策だと語った。

ポーランドはロシアへの燃料依存度の低下を、繰り返し表明してきた。特に、2018年10月中旬に米国Venture Global LNG社との液化天然ガス(LNG)の20年間供給契約を締結、11月中旬にはCheniere Energy社とも締結した。

(石炭開発部 辻  誠)

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