ベトナム:エネルギー移行はベトナムの次のDoi Moiとなり得る

掲載日:2019年1月31日

1月18日付けの地元報道によると、1月17日、ハノイにて中央経済委員会(CEC)がベトナム経済フォーラムを開催し、フォーラムでは気候変動に関係したエネルギー安全保障が議論された。

CECの委員長は、気候変動は全ての国にとって大きな課題であり、社会経済発展に影響を及ぼす恐れがあり、ベトナムは長い海岸線、膨大な流域があり、5か国でも気候変動の影響を受けやすいと語った。同委員長は、エネルギー依存にて気候変動は増大するが、エネルギー供給に深刻な影響を及ぼすとし、従前からのエネルギー源の開発は温暖化ガス排出の主たる原因であると強調し、ベトナムでは、エネルギー効率の改善、持続可能な発展のために再生可能エネルギーの開発が重要だと語った。

欧州連合(EU)のベトナム代表は、石炭からの脱却は徐々にしか進まず、再生可能エネルギーが100%代替することはないと語った。同代表は、エネルギー効率の改善には、規則と財政面での優遇措置が適用されるべきだとした。ベトナムではエネルギー移行が必要であり、また移行を成功させることが出来るとした。エネルギー移行はベトナムの第2のDoi Moiになり得ると語った。

天然資源環境省の副大臣は、エネルギー節約の促進、再生可能エネルギー開発に加えて、ベトナムでは経済発展でのエネルギー消費依存度を軽減する方法を見出す必要があると語った。また、再生可能エネルギー開発を促進する政策研究を続けると付け加えた。

(石炭開発部 辻  誠)

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