ベトナム:太陽光発電所 電力送電インフラの開発不足等にて電力消費面での危機に直面

掲載日:2019年1月31日

1月21日付けの地元報道によると、太陽光発電所は電力送電インフラの開発または安定した操業システムがないために、電力消費面での危機に直面している。

国営電力公社(EVN)の国家電力送電センターは、全ての太陽光発電所からの送電される電力の国家送電網との接続を、送電網の過負荷のために削減を検討していると発表した。同センターのセンター長は、この動きにて全ての太陽光発電所では発電能力以下に電力を制御し、投資家には大きな影響が出てくると語った。

投資家が太陽光発電プロジェクトに集中し、安定した再生可能エネルギー開発政策に支障を来している。2017年4月に太陽光発電価格が9.35米セント/kWhと決定されて以降、太陽光発電プロジェクトへの投資が活発化した。

ベトナムエネルギー協会の会長は、特定の地域で、同時期に多くの太陽光発電プロジェクトが開発されると、電力送電網に歪をもたらし、送電網・配送電所の建設の必要性が出てくると語った。勿論、これらの建設投資コストは電力価格に含まれることになるとした。

工商省(MOIT)の大臣は、送電網建設を加速化するために、政府に対して太陽光発電所、風力発電所向けの配送電所・送電網開発に民間投資家からの資金活用の許可を求めた。建設後には、投資家はその設備を、電力管理・操業のために電力業界に引き渡すことになる。

(石炭開発部 辻  誠)

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