ベトナム:財務省(MOF) 大型の廃棄物発電(WTE)プロジェクトを問題視

掲載日:2019年1月31日

1月21日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)は投資額2兆VNDの廃棄物発電(WTE)プロジェクトを支持しているが、財務省(MOF)は問題視している。MOITは首相に対して、国家電力開発計画へのPhu Tho WTEプロジェクト追加を提案している。

Phu Tho WTE発電所は、Au Viet Natural Resources & the Environment JSCとUnited Expert Investment Ltdから発電能力18 MWで登録されている。プロジェクトの敷地面積は10 ha、投資額は2.2兆VND。同発電所にて年間95.9百万kWhの電力が国家送電網に送電される見込み。

MOITは、廃棄物の年間処理能力36.5万トン、処理コスト16 USD/トンで、効率的なプロジェクトだとしている。MOFは、同プロジェクトには、多くの質問をしている。Phu Tho省政府は、プロジェクトでの固形廃棄物の処理能力だけを提示しており、廃棄物の予想量、発電所稼働に十分なる廃棄物の収集方法に関する評価がないと問題視している。MOFは、同発電所で採用する技術が明確でないと語った。

プロジェクト実行時の財務能力に関しては、開発時期は2期間として、全体で98.7百万USD、その80%は融資とされている。

(石炭開発部 辻  誠)

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