インド:水力発電プロジェクト 他のエネルギー源と比較して低成長

掲載日:2019年2月7日

1月27日付けの地元報道によると、2000年代には水力発電は石炭火力発電・ガス火力発電に代替する、持続可能・再生可能エネルギーと見なされた。政府は野心的な水力発電計画を策定し、民間分野はその実行に注目し、2008年、水力発電能力の成長は全体の発電能力の成長を上回った。しかし、以降は異なる様相となった。水力発電はエネルギー安全保障議論では徐々に薄れていき、太陽光発電・風力発電プロジェクトが注目されるようになった。

2018年末時点での水力発電能力は45.4 GW、成長率は1%と2009年以降では最小であった。2008年から2018年での水力発電の全体発電能力に占める割合は25%から13%に半減した。一方、火力発電は横ばいで2/3、再生可能エネルギー発電は倍増で1/5を占めた。水力発電分野では、土地取得問題、完成期間と財務コストの不確定、安価な電力単価があり、近い将来での拡大はなさそうである。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ