ドイツ:公営企業RWE 石炭採掘・火力発電の段階的廃止にて森林保護は可能だがコストは数千万ユーロ

掲載日:2019年2月14日

2月4日付けの地元報道によると、ドイツ公営企業RWEのCEOは、石炭採掘・火力発電の段階的廃止にて国内西部区域での森林保護は可能だが、保護に要するコストは数千万ユーロに上ると語った。ドイツの石炭委員会は1月26日、RWEの主たる褐炭源にあるHambach森林はその保護が望ましいとした。同褐炭源では、2018年10月の裁判所命令以降、操業を停止している。

同CEOはエッセンで開催された鉱業会議にて、工程表が明確になれば、RWEは褐炭の新しい計画を作成し、森林伐採を行わないことが可能かどうか決定すると語った。森林伐採を行わないことが技術的に可能だとしても、鉱業廃棄物に必要な空間確保に数千万ユーロのコストを要すると付け加えた。森林の価値は幾らなのかと問いたいとした。

RWEはドイツ最大の石炭火力発電所運営会社であり、Rheinische炭鉱地帯・発電所にて10,000名を雇用している。森林を開拓する採掘拡張計画は、反石炭産業活動の象徴となり遅延しているが、同CEOはHambachでの採掘活動が継続できなければ4,600名の仕事が失われると警告した。

(石炭開発部 辻  誠)

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