ベトナム:工商省(MOIT) 2019年は電力卸売市場を完全開始

掲載日:2019年2月21日

1月24日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)は海外からの投資を引き付ける電力分野の改革の一環として、2019年には電力卸売市場を開始する。

電力卸売市場(VWEM)は、2005年電力法にて規定されたベトナム電力分野の3段階の自由化ステージの一環である。MOITは、法的枠組みの完成、人材育成、市場の適正運営を図るエネルギー管理システム(EMS)、監視制御・データ取得システム(SCADA)を含むインフラ整備を続ける。

第一段階は電力市場(VCGM)が2012年から始まり、国内唯一の電力公社(EVN)の発電部門を3社に分割。第二段階は電力卸売市場(VWEM)で、電力会社は全ての送電網利用者に対して、送電網への自由な接続を保証する。第三段階は小売市場にて、電力分野への公共投資、補助金の削減が予定されている。

ベトナムは東南アジアにて電力市場が最も急速に発展する電力市場の一つであり、国家電力開発計画7(2016~2030年)では今後3年間、電力需要は年10%成長が予測されている。東南アジア平均では7.3%である。

(石炭開発部 辻  誠)

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