タイ:石炭開発大手Banpu社 モンゴルでの石炭化学プロジェクトの事業化調査は継続 

掲載日:2019年2月28日

2月11日付けの地元報道によると、石炭開発大手Banpu社は、モンゴルで進めている石炭化学プロジェクトの事業化調査は継続する方針である。

Banpu社は、2011年にモンゴルで炭鉱開発を行う豪州企業Hunnu Coal Limited社を子会社化し、石炭から石炭ガスやコールタールを生産するプロジェクトをモンゴル南部で進めている。試験生産では石炭品質には問題がないことが確認されているが、原油や石炭価格が不安定であるためまだ商業化に至っていない。原油・石炭価格が安定して製品需要の見通しが立ち、本格的な生産を開始するのは数年先になる可能性があるという。

Banpu社のCEOによると、世界の燃料市場における石炭比率は現状30%から今後は徐々に低下するが、2025年でも20%は維持すると見られており、同社は今後も豪州・インドネシアで石炭関連事業への投資は継続するとのこと。中国では太陽光発電など再生可能エネルギー関連事業への投資を拡大させ、石炭関連は抑制する。

(石炭開発部 辻  誠)

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