ベトナム:電力公社(EVN) 石炭価格上昇で電力値上げ申請へ
掲載日:2019年2月28日
2月13日付けの地元報道によると、電力公社(EVN)は、2019年は石炭火力発電コストが約5兆5,000億VND増加する見通しであり、政府に電力料金値上げを申請する予定とのこと。
EVNの会長によると、VINACOMINとDong Buc総公社は2019年1月初めに国産石炭を値上げした。また、2社からの石炭供給は十分ではなく、ロシアなどからの輸入石炭と国産石炭を混合するが、混合炭コストは11~15%高い。
年間のコスト増は約5兆5,000億VNDと見込まれ、EVNは電力料金値上げを申請する予定。VINACOMINとDong Buc総公社は、2019年、EVNに石炭2,584万トンを販売し、うち国産1,900万トン、混合炭684万トンになる見込み。国内の発電全体に占める石炭火力発電の割合は約50%。
EVNの会長によると、VINACOMINとDong Buc総公社は2019年1月初めに国産石炭を値上げした。また、2社からの石炭供給は十分ではなく、ロシアなどからの輸入石炭と国産石炭を混合するが、混合炭コストは11~15%高い。
年間のコスト増は約5兆5,000億VNDと見込まれ、EVNは電力料金値上げを申請する予定。VINACOMINとDong Buc総公社は、2019年、EVNに石炭2,584万トンを販売し、うち国産1,900万トン、混合炭684万トンになる見込み。国内の発電全体に占める石炭火力発電の割合は約50%。
(石炭開発部 辻 誠)
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