フィリピン:Quezon州の超臨界圧石炭火力発電所(発電能力455 MW)は年内に稼働 

掲載日:2019年3月7日

2月26日付けの地元報道によると、配電最大手Manila電力(Meralco)は、Quezon州Maubanで建設中の超臨界圧石炭火力発電所(発電能力455 MW)を、2019年中に稼働すると明らかにした。超臨界圧ボイラーが初めて導入される発電所の一つとなる。

同発電所の事業主体は合弁会社San BuenaVentura Power(SBPL)社(Meralcoの子会社が51%、タイの民間発電会社が49%出資)。韓国の大林産業と三菱商事のコンソーシアムが建設を受注し、ボイラーなどは三菱日立パワーシステムズ製が使われる。電力はMeralcoが20年間購入する契約となっている。

国内では、Battan州で建設中の超臨界圧石炭火力発電所も、2019年中に完工する予定。超臨界圧石炭火力発電は、石炭燃焼での蒸気を、従来よりもさらに高温、高圧にする発電方式であり、熱効率が高いため、従来の石炭火力発電に比べて燃料使用量が少なく、二酸化炭素排出量も削減できる。

(石炭開発部 辻  誠)

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