インドネシア:エネルギー・鉱物資源省大臣 PT Bukit Asamに石炭ガス化産業開発を求める

掲載日:2019年3月14日

3月4日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)の大臣は国営石炭会社PT Bukit Asam(PTBA)に対して、液化石油ガス(LPG)の輸入量削減のために、下流分野の石炭ガス化産業の開発を開始する様に求めた。

同大臣はPTBAの社長に対し、固体である石炭をLPGの代替品として利用可能なジメチルエーテル(DME)とポリプロピレンへ転換することを指示した。同大臣は、PTBAの社長は賢明であり、石炭採掘だけが社長の仕事ではないとし、更に、政府は下流分野の石炭産業を支援する規則を発行したと付け加えた。PTBAの社長が、下流産業の開発で先駆者になることを期待しているとした。

同大臣は、年間のLPG輸入量は4.5~4.7百万トン、輸入額は40~50兆Rpだとした。また国営石油・ガス持ち株会社Pertaminaに対しては、国内には膨大なる石炭資源があり、LPG輸入量の少なくとも1百万トン削減目標の設定を求めた。

同大臣はPTBAに対しては、石炭生産量26百万トン(2018年実績)全量のDMEへの転換を要求した。また、下流分野の石炭産業を支援する追加規則を準備していると語った。

(石炭開発部 辻  誠)

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