インドネシア:2019年石炭生産量 2018年に続き500百万トン超えの見込み

掲載日:2019年3月14日

2月19日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)が2019年の石炭生産目標を490百万トンと設定したにもかかわらず、生産実績は2018年に続き500百万トンを超える可能性がある。

MEMRの鉱物石炭総局長は、2018年の石炭生産量は当初目標の485百万トンを上回る548.58百万トンに到達したが、多くの要因を考慮すると、2019年の石炭生産量は2018年に続き約500百万トンになる可能性があると述べた。同総局長は、石炭生産目標(490百万トン)は主に、MEMRが承認した、石炭鉱業事業契約(PKP2B)保有企業の 2019年予算作業計画(RKAB)に基づいて作成されたとした。当該企業は石炭の国内供給義務(DMO)割当量を達成している場合、10%まで RKABで設定された目標を超えることを認められている。

同総局長は、石炭生産量のうち約70~80%を占めるPKP2B保有企業だけではなく、地方自治体発行の鉱業事業許可(IUP)保有企業も石炭を生産しているため、国全体の生産量を正確に予測することはかなり困難だと付け加えた。IUP保有会社の生産計画に対しては、地方自治体が権限を持っている。同総局長は、従前、2019年に生産開始が決定している、IUP保有企業が多数あると述べていた。

MEMRは2019年1月、2018年の石炭生産実績は528百万トンだが、IUP保有企業の生産データを考慮した後548.58百万トンへ上方修正されると述べた。MEMRは2019年DMO割当量を128百万トンに設定、残り約362百万トンは輸出が認められる。一方、2018年のDMO割当実績は115百万トンだった。

(石炭開発部 辻  誠)

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