ベトナム:工商省(MOIT)産業安全環境部 石炭フライアッシュは最大限の利用が必要

掲載日:2019年3月14日

3月4日付けの地元報道によると、工商省(MOIT)産業安全環境部の副部長は、燃焼生産物である石炭フライアッシュの最大利用を図る特定用途の必要性を語った。同副部長は、2018年、石炭火力発電所と化学肥料工場にて発生する石炭フライアッシュ・石膏が主たる問題であると語った。

MOITによると、国内石炭火力発電所にて発生する石炭フライアッシュと石膏は年間13百万トン、うち北部区域の発電所にて65%、中部区域の発電所にて21%、南部区域の発電所にて14%となっている。フライアッシュ全体の38.9%(5.06百万トン)は、他の製品を生産するための原料として利用されている。

2014年、首相は決定1696を発行し、石炭火力発電所・化学肥料工場からの石炭フライアッシュ・石膏を建設資材製造での原料として利用することを指示した。この首相決定は、大きな問題の解決に役立ち、石炭フライアッシュ等は国内建設現場にて使用する煉瓦・その他製品の原材料となった。

例えば、ベトナム化学グループ(VINACHEM)はDinh Vu Gypsum社と共同にて、セメント生産の添加剤工場を建設する。同工場のセメント生産能力は75万トン/年。一方、VINACHEMはNgoc Linh社と共同にて、生産能力60万トン/年の工場を建設し、石炭フライアッシュが原材料として利用される。同工場は2019年に稼働予定である。

(石炭開発部 辻  誠)

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