インドネシア:国営石炭会社PT Bukit Asam 石炭下流分野プロジェクト資金58億USD

掲載日:2019年3月25日

3月11日付けの地元報道によると、国営石炭会社PT Bukit Asam(PTBA)は、南Sumatra州のTanjung Enim炭鉱とRiau州のPeranap炭鉱では石炭下流分野プロジェクト(石炭からガス・その他生産品への転換)資金として約58億USDが必要だと述べた。

PTBAの社長は、投資家がプロジェクトに興味を示すことを期待して、2件のプロジェクトの投資価値を試算中であり、Peranap炭鉱プロジェクトでは27億USD、Tanjung Enim炭鉱プロジェクトでは31億USDと見積もっているとした。Tanjung Enim炭鉱プロジェクトは様々な製品を供給するため、より価値が高くなるとした。Tanjung Enim炭鉱でのプロジェクトで製造される製品には、化学肥料原料用の合成ガス、プラスチック原料用のポリプロピレン、および液化石油ガスの代替として使用できるジメチルエーテル(DME)がある。

同社長は、Tanjung Enim炭鉱プロジェクトでは、国営肥料メーカーPT Pupuk Indonesia社 、国営石油・ガス持株会社PT Pertamina社、化学メーカーPT Chandra Asri Petrochemicals社と基本合意書を締結したと述べた。一方、Peranap炭鉱プロジェクトでは低カロリー炭をDMEに転換する。PT Pertamina社はプロジェクトの引き取手として協力する予定。

(石炭開発部 辻  誠)

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