ベトナム:3月末の電力料金引き上げ計画 国内企業の競争力に影響

掲載日:2019年3月25日

3月9日付けの地元報道によると、多くの企業は際限なくコスト削減・競争力の強化に努力しているが、3月末の平均電力小売り料金8.36%引き上げにて、生産コストが確実に増えると心配している。

経済専門家は、電力料金引き上げは消費者物価指数(CPI)を0.26~0.31%、生産者物価指数(PPI)を0.15~0.19%引き上げるが、国内総生産(GDP)成長率は0.22~0.25%引き下げると予想している。

一方、別の経済専門家は電力料金の引き上げにて完全にコスト高となり、国内企業の東南アジア地域および環太平洋パートナーシップ(TPP)での包括的・革新的な合意に達したメンバー国の競争相手との競争力を脅かすと語った。

工商省(MOIT)は3月5日に、3月末に平均電力料金8.36%引き上げ計画を発表した。現状1,720 VND/kWhから1,864 VND/kWhへの引き上げが計画されている。ベトナムでは2010年以降、7回の電力料金引き上げがあった。最後の引き上げは2017年12月1日の7.5%であった。

(石炭開発部 辻  誠)

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