インドネシア:2018年石炭生産量実績 557百万トン(前年度比20.8%増)

掲載日:2019年3月28日

3月13日付けの地元報道によると、エネルギー・鉱物資源省(MEMR)は、2018年の石炭生産量実績が 557百万トン(前年度比20.8%増、前年度は461百万トン)に達したことを明らかにした。当初数値528百万トンを大きく上回った。MEMRの鉱物石炭総局長は、国会の委員会の聴取中に、鉱業事業許可(IUP)保有事業者の石炭生産量がMEMRの予測を上回ったことが原因だと述べた。IUPは地方政府が発行している。

2018年の石炭生産量は生産目標485百万トンを14.8%上回った。MEMRが公表したデータによると、うち442百万トン(前年度は364百万トン)が輸出された。石炭の国内供給義務(DMO)では国内市場向けの石炭販売量は115百万トン(前年度比18.56%増、前年度は97百万トン)に達した。石炭生産量の内訳は、IUP保有事業者が約30%、石炭鉱業事業契約(PKP2B)保有の大手企業が70%。PKP2Bは中央政府が発行している。

2018年の石炭生産目標は、石炭会社が提案した708.4百万トンに対し、MEMRは489.13百万トン(前年度の石炭生産実績比12.2%減)の上限を設けている。DMO割当量を達成できなかった石炭会社は、2019年は2018年DMO実績の4倍までしか生産は認められない。MEMRのDMO政策にて、石炭会社は石炭生産量の25%を国内市場へ販売することが義務付けられている。

(石炭開発部 辻  誠)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ