ベトナム:電力公社(EVN) 電気料金の引き上げは石炭価格上昇・為替変動と説明

掲載日:2019年3月28日

3月22日付けの地元報道によると、電力公社(EVN)の副CEOは、3月20日からの電気料金平均8.36%引き上げの主な理由について、石炭価格の上昇と為替レートの変動だと説明した。

同副CEOによると、石炭価格が上昇する中、電力生産のためには多くの石炭を輸入しなければならず、2019年の発電コストは約5兆VND増える見込み。また、EVNが提供できる電力は全国の電力消費量の45%であり、55%はEVN以外の独立系発電所から調達する必要があり、外部の発電所との電力売買契約において多額の為替差損が発生している。

2019年、火力発電は国内電力需要の48~49%を占め、水力発電は30%、再生可能エネルギーは1.3%と予想されている。但し、水力発電所の貯水池の水位が不足すれば、火力発電を動員しなければならず、石油を使用する必要も出てくる。

同副CEOは、EVNは電気料金引き上げの透明性を確保するため、海外の監査法人に監査を依頼したとのこと。

(石炭開発部 辻  誠)

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