ドイツ:ハノーバー再保険、石炭リスク引受方針を厳格化する計画

掲載日:2019年4月25日

4月19日付の報道によると、ハノーバー再保険会社(Hannover Re)は気候変動対応を促進するため、石炭ベースのリスク再保険に対してより厳格な引受方針の採用を計画していると発表した。

報道によれば、同社は、石炭ベースのエネルギー生産から収益の25%以上を生み出す発行体の証券には投資しないとし、更に一般原則として、計画中の新規石炭火力発電所、又は炭鉱への再保険引受を行わず、2038年以降、発電事業における石炭関連リスクをカバーしない事を目的としている。

2018年6月、ハノーバー再保険会社は、石炭火力発電所・炭鉱向け保険引受を削減する事を誓約したが、これまで石炭ベースのリスクの引受自体は継続してきたが、この計画により、同社が、アリアンツ、AXA、スイス再保険、ミュンヘン再保険、QBE、ゼネラリ保険、チューリッヒ保険等、石炭引受を制限する他の12の主要再保険会社の仲間入りをすることになる。

(石炭開発部 宮崎 渉)

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