ポーランド:国営石炭企業JSW、オゾンCEO解任

掲載日:2019年6月20日

6月11日付報道によると、ポーランドの国営石炭企業であるJSWにおいて、ダニエル=オゾンCEOが解任されたという。オゾン氏は2017年から同社CEOとなり、過去最高利益を出すと共に、石炭価格低迷期のために特別基金を設立する等の対応が評価され、民間株主や労働組合の支持を得てきた。

他方、エネルギー省はオゾン氏に対し、国内の石炭火力発電所建設や不採算の一般炭鉱山救済のためJSW資金を使用する事を提案し、オゾン氏はこれを一部拒否した事により、対立が起きていた。

JSWの株式の55%は国が保有しており、エネルギー省は11日に監査役会を招集し解任動議を行ったという。CEOとしての任期は6月29日までとなるが、鉱山労働者はワルシャワに集まりオゾン氏解雇に抗議をし、またエネルギー大臣の辞任と監査役会メンバー全員の解任を要求するに至っている。

(石炭開発部 宮崎 渉)

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