ドイツ:気候変動活動家、ガルツヴァイラー炭鉱に侵入

掲載日:2019年7月4日

6月21日から23日付地元報道によると、「Ende Gelände (EG:ドイツ語で「物語の終わり」を意味)」と呼ばれる気候変動活動家のグループが、独RWE社がケルン市近郊に保有するガルツヴァイラー(Garzweiler)褐炭炭鉱と鉄道に侵入し、地元警察と衝突した。

21日はEUサミットで2050年までの炭素ニュートラル目標が合意できず、その数時間後からEGは抗議活動を開始した。22日に約1000人が警察の包囲網を抜け炭鉱に侵入し、また500人が石炭を輸送する鉄道に陣取り、炭鉱を封鎖した。地元警察は抗議者と衝突し一部を拘束、8人の警官が負傷したと発表した。封鎖は日曜午前まで続いたが午後には沈静化した。

RWEは抗議行動が行われた3日間、採掘を中止した。その後、発電事業への影響はないが、侵入により配電盤、ポンプ、車両等への放火が確認され経済的損失を被ったとRWEは報じた。RWEは「Fridays for Future(未来のための金曜日)」のような平和的な活動は尊重するものの、気候保護を装って故意に不法行為を行う事を非難、占拠した抗議者に対する刑事訴訟を起こすとしている。

(石炭開発部 宮崎 渉)

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