インドネシア:インドネシア証券取引所(IDX)、石炭採掘企業2社の上場廃止検討

掲載日:2019年7月4日

6月28日付の地元報道によると、インドネシア証券取引所(IDX)は、現在取引停止が続いている採炭会社PT Borneo Lumbung Energi & Metal(BORN)社と、PT Bara Jaya International Tbk(ATPK)社の両社に対して、近々上場廃止にする可能性があると明らかにした。

BORNのオーナーSamin Tan氏は、国会議員に賄賂を贈った疑いで、汚職撲滅委員会(KPK)によって容疑者に認定されている。さらに、子会社が鉱業事業契約(KK(COW))を担保に銀行融資を受けたためCOWを取り消されるなど一連のトラブルで石炭生産ができなくなり、業績が悪化している

一方、ATPKは事業計画書を提出しなかったために、2018年7月、IDXでの取引が停止されている。第1四半期(1~3月)には石炭価格の下落などが影響し、採掘活動と販売を行うことができなかったことが理由とみられる。

IDXの取締役I Gede Nyoman氏は、「上場廃止の決定前に企業業績の最終評価を実施する。事業を改善できるよう2社に最後の機会を与える」と述べている。

(ジャカルタ事務所 南 博志)

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