豪州:Star Scientific社、石炭火力発電所を水素発電に転換する机上検討を実施

掲載日:2019年9月5日

8月8日付けの地元メディアによれば、豪州Star Scientific社は豪州Origin Energy社がNSW州に保有する2,800 MWの発電能力を持つEraring石炭火力発電所において、Star Scientific社が保有するHydrogen Energy Release Optimiser(HERO)テクノロジーを利用し、石炭に代えて水素で発電することに向けた可能性の机上検討を実施している。

HEROテクノロジーは水素と酸素の反応に触媒を利用することにより、安全かつ効率的に発熱させることが可能となり、反応物として水が生成される。Star Scientific社によれば、このテクノロジーを利用することにより、既存の発電設備とインフラ・電力網を、速やかに排出量ゼロかつ信頼性の高い発電装置に変換することが可能となるとしている。Origin Energy社は、Eraring発電所のデータをStar Scientific社による机上研究のために提供しただけであり、水素発電に変換する計画は一切無いとコメントしている。

(シドニー事務所 吉川竜太)

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