コロンビア:石炭生産量、2019年は前年比約5%減の予測

掲載日:2019年10月3日

9月14日の現地報道によると、コロンビア鉱業協会(ACM)は、石炭政策を促進するための計画を策定していると発表した。

ACMのJuan Camilo Nariño会長は、石炭価格の低迷やカリブ海地域の気象条件、いくつかの司法上の判決により、2019年の石炭生産量は8,000万トンとなり前年(8,400万トン)比4.7%減となると伝えるとともに、石炭は輸出だけでなくロイヤルティでも国庫に収益をもたらしていることから懸念が高まっていると警告した。

さらにACMは「この石炭生産の減少が2020年まで続く可能性がある」と警告し、いくつかの司法判決が採掘活動を遅らせるとともに、石炭産業において大きな法的不確実性を生み出していると述べた。
(注:例えば環境ライセンスは取得しているものの、環境汚染問題でCerrejón社の採掘活動中止を求めた提訴など)

ACMによると作成中の石炭政策促進計画は、「国際市場での石炭のプロモーション」、「ロジスティクスの拡大」、「公的セクターと民間セクターの関係改善」の3つを基本方針としている。

この政策は政府の鉱業分野の計画とも調和しており、鉱山エネルギー省のMaría Fernanda Suárez大臣は、「金融法には、セクターへの投資を刺激する手段も存在し、企業が生産を維持または増加できるようになっている」と述べた。

(リマ事務所 栗原 健一)

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