米国:米国環境保護庁が石炭火力発電所から排出される水質の基準を緩和

掲載日:2019年11月14日

11月4日の現地報道によると、トランプ政権は11月4日、オバマ政権時代に制定された環境規制を弱めた。同規制は火力発電所における石炭燃焼によって生じた石炭灰から汚染物質が水中へ流出することを制限するもの。この規制緩和により既存石炭火力発電所の操業期間が長くなる可能性があり、環境団体は水質汚染のリスク拡大の可能性を指摘している。

現在の規制は2015年に定められたもので、厳格な定期点検およびモニタリング、それに新しい技術を導入しヒ素、鉛、セレン、その他有害物質から水を保護することを定めていた。

今回の規制緩和は化石燃料を利用する産業にとって負担になっていた環境関連規制を広範にわたって緩和するトランプ大統領の施策の1つである。石炭火力発電所は水中及び空気中に汚染物質を排出するだけでなく、米国における最大の二酸化炭素排出源である。

(石炭開発部 弘中 孝宜)

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