豪州:Morrison首相、環境認可プロセスをデジタル化して迅速化させる構想を発表

掲載日:2019年11月28日

11月21日付の地元メディアによると、豪州連邦Morrison首相は同月20日シドニーでBusiness Council of Australia(BCA)に向けて行ったスピーチにおいて、連邦政府が環境認可プロセスを完全デジタル化して迅速化することを計画していると発表した。

同首相は「現在、大型プロジェクトに対する環境認可プロセスは過剰に複雑で、連邦政府と州政府による手続きの重複も多く、掛かる期間は約3年半と長過ぎる」と述べ、これが完全デジタル化されれば、連邦政府機関と各州機関の間における官僚的障壁が取り除かれ、現在より6~18ヶ月間短縮されるだろうとした。

このデジタル化のもと、環境認可を申請する企業はオンラインで単一の申請を実施し、申請の際に提出した情報が関連する連邦政府や州政府の機関で共有されるため、各機関に複数回に渡り申請を行う必要がなくなる。環境認可プロセスの迅速化は、現在行われている豪連邦環境保護・生物多様性保全法の見直しとは無関係に行われ、環境認可に適用される法規にも何ら影響を及ぼすものとはならない。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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