豪州:豪州の水素製造産業開発ブームを呼んだACIL Allen予測、需要予測を過剰見積もりか

掲載日:2019年11月28日

11月22日付の地元メディアによると、豪州のシンクタンクThe Australian Instituteが同日に発表した報告書「Is hydrogen the next “clean coal”?」は、コンサルタント企業ACIL Allenによる各国の水素需要予測が、これらの国々による実際の予測値よりかなり多く見積もられていることを指摘している。

The Australian Instituteによる報告書によれば、現在、豪州においては連邦政府と各州/準州政府の審議会Council of Australian Governments(COAG)によるNational Hydrogen Strategyなど、政府の水素産業開発計画が盛んになっているが、これらの多くはACIL Allenの予測に基づいているという。

同報告書は、日本の水素需要について「日本政府は2030年までに30万トンとなると予測しているが、ACIL Allenは同年までに74.4万トン~327.9万トンとなると予測した」と指摘しており、韓国についても、ACIL Allenの予測は同国の目標値を大きく上回っているとしている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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