モザンビーク:Vale、モザンビークMoatize炭鉱の操業を3か月間停止

掲載日:2019年12月5日

2019年11月27日の現地報道によると、ブラジルの大手鉱山会社であるVale は、モザンビークMoatize炭鉱の操業をメンテナンスのため3か月間停止すると発表した。これによりValeは南東アフリカからの輸出収益の約3分の1が減少することになる。

石炭は、モザンビーク最大の輸出収入源であるため、この生産停止は、同国の国際収支と通貨に重大な影響を及ぼす可能性がある。モザンビークは昨年、発電及び製鉄用として17億ドルの石炭を輸出し、その多くがValeによるものであった。

Valeは、既にMoatize炭鉱の生産計画の見直しを完了しており、原料炭の生産を増やし、価格の安い一般炭の生産を減らすことにしている。新しい生産計画では、2020年の生産量は1,500万トンを計画しているが、輸出目標である2,200万トンには遥かに及ばない。Valeの2019年1月~9月までの生産量は、693.5万トン(原料炭322.9万トン、一般炭370.6万トン)で、前年同期比18.4%減であった(2018年1月~9月生産量は849.7万トン:原料炭451.9万トン、一般炭397.8万トン)。

なお、Valeは第4四半期に16億ドルの減損損失を計上すると発表した。

(石炭開発部 奥園 昭彦)

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