豪州:環境団体、連邦政府によるQLD州Carmichael炭鉱プロジェクトの水資源に係る審査対象除外を不当であるとして提訴

掲載日:2020年3月26日

3月16日付の地元メディアによると、豪州の環境団体Australian Conservation Foundationは、インドAdani社の推進するQLD州Carmichael炭鉱プロジェクトの認可プロセスにおいて、同プロジェクトに対する水供給計画North Galilee Water Schemeを、連邦政府が大規模な炭鉱及び炭層ガス開発に利用される水資源に関する審査制度「water trigger」の対象外としたことを不当であるとして、政府を連邦裁判所に提訴した。

North Galilee Water Schemeは、QLD州Sutton Riverから年間125億リットルの水をパイプラインでCarmichael炭鉱に供給するという計画だが、連邦政府は同計画を「大規模な炭鉱開発ではなく、大規模な炭鉱を含むものでもない」と解釈し、同計画を実施するAdani Infrastructure社がCarmichael炭鉱プロジェクトを進めるAdani Mining社(Adani社)とは別企業であることを理由にwater triggerの審査対象から除外していた。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上げます。

レポート一覧

Adobe Reader

PDF形式のファイルをご覧いただくには、アドビシステムズ社から無償配布されているAdobe Readerプラグインが必要です。

ページの先頭へ