インド:インド、COVID-19による需要の悪化で石炭の在庫量が100百万トン超え

掲載日:2020年4月9日

3月24日付の地元メディアによると、電力需要が低迷するインドで石炭の在庫量が100百万トンを超えることとなった。
Coal India(CIL)社の社員によると、同社は約2.5百万トン/日の石炭生産を継続させているが、過去15日間で電力セクター向けに出荷されたのは2百万トン以下であり、これにより在庫を急激に積み上げることになってしまっていると述べている。

COVID-19のインド国内での感染拡大が発生する前は毎月平均約4.5百万トンずつ在庫が増えていたが、2020年3月には、毎月の在庫が11~12百万トンに増えることが予想されている。
Coal India社は、発電への影響を防ぎ、いかなる緊急事態にも対応できるように生産及び供給ラインの稼働を継続することが必要だと感じており、感染拡大にも関わらず、採掘を停止していない。
Central Coalfields社(Coal India社の子会社)のある社員によれば、Central Coalfields社と関係のあるほぼ全ての発電所にて、更なる石炭の供給を直接的もしくは間接的に拒否していると述べている。

(石炭開発部 佐藤 譲)

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