コロンビア:コロナウィルスの影響で、鉱業活動が75%減少

掲載日:2020年5月14日

4月20日の現地報道によると、コロンビア国内で講じられているCOVID-19対策の影響で、鉱業活動が75%近く減少した。Portafolio紙とのインタビューの中で、コロンビア鉱業協会(ACM)のJuan Camilo Nariño会長は「鉱業セクターは、強制待機を命じる政令457号の対象とならない例外セクターではあるが、企業は衛生面に配慮し活動を縮小している」「鉱業セクターは活動を再開する準備ができているが、段階的に行う」と述べた。

他国と同様、コロンビア政府は強制待機を命じた際に、鉱業セクターは国民の生活のために必須のセクターであるとしてその強制待機命令の対象から外した。しかしながら、例えば、石炭生産は大きく減少し、今年の生産量及び輸出量に大きな影響が出るだろう。強制待機期間中、鉱業セクターは保健省の指示に従い労働安全衛生プロトコルの適用を厳しく行い、事業活動を最低限にまで縮小させ、全体で約75%の減少となった。

鉱業セクターでは既に段階的な再開に向けた操業が始まっているものの、国内経済の回復はそれほど早く進まず、予想より長い時間を必要とし、今年の年末或いは来年の始めに始まると予想される。2020年の世界における鉱業セクターへの投資は、2019年と比較して約20%減少すると予測されている。

2021年には現在ライセンス取得手続き中である4プロジェクトが開始され、これをきっかけに外国投資が呼び込まれると期待される。この4プロジェクトの合計投資額は、約360万USDである。

(リマ事務所 栗原 健一)

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