コロンビア:ANLAとUPMEがエネルギーセクターの環境ライセンス付与のために協力

掲載日:2020年5月14日

4月23日の現地報道によると、コロンビア政府はCOVID-19の緊急事態に際し、すべての部門で手続きの見直しを検討しており、環境ライセンスもその例外ではない。いくつかの鉱業プロジェクトでは活動の継続が緊急に必要とされるため、国家環境ライセンス庁(ANLA)は、鉱業エネルギー計画局(UPME)とともに、エネルギー部門の利益のための共同計画を策定しようとしている。

ANLAは、「環境ライセンスを申請する企業が、環境影響評価(EIA)実施のために必要な情報にアクセスできるようUPMEと共同のアジェンダを作成した」と述べた。またANLAは地域レポートを公表し、環境影響評価を行う際に環境、生態、経済評価モデルを作成するために必要となる最新の情報を提供する。

他方、UPMEは環境技術委員会が推奨する、既存鉱山拡張計画にかかる地域コミュニティの情報、拡張計画、将来の規制などについての情報提供を行う。これらは、両機関にとって共通の関心事項である。

環境ライセンス付与手続きを効率化するため、活動の中では、鉱業プロジェクトが生態系に与える影響の特定、両機関に関係する領域における協働計画策定、プロジェクトの重複の分析、代替案の分析、共同作業アジェンダとライセンス付与のための基準の策定などが行われる。共同計画を策定することで、利用者が環境影響評価(EIA)を提出する際に、より多くの情報を入手できるようにすること、それぞれの機関の権限など重要なテーマについて定義すること、プロジェクト評価のための技術的な項目を定めることを目指す。

ANLAのRodrigo Suárez Castaño長官は、「両機関が透明性をもって共同で計画策定を行うことにより、環境インパクトを軽減し、資源利用の最適化を行い、正しい意思決定が行えるようになる」と述べた。

(リマ事務所 栗原 健一)

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