豪州:Coronad Global社、COVID-19流行の影響で原料炭売上が低下する予測に基づきQLD州Curragh炭鉱の拡張を延期

掲載日:2020年5月14日

4月28日付の地元メディアによると、Coronad Global社は、COVID-19流行による経済低迷に伴う鉄鋼需要の低下によって、同社が豪州で生産する原料炭の売上も低下するとの予測に基づき、2020暦年における生産及びコストの予測を撤回した。

また、同社の同年におけるCAPEXを当初予定の190百万~210百万USDから40%削減し、この一環としてQLD州Curragh炭鉱の拡張も延期すると発表した。Coronad社は、同社顧客であるインド、韓国、日本や欧州などではCOVID-19感染防止策により鉄鋼需要が低下しているため、2020年4~6月四半期における同社の出荷計画を調整する必要性が生じるとしている。Credit Suisseのアナリストは、インドでは鉄鋼需要の低下が著しいため原料炭の在庫が増加しており、休業中の製鉄所で操業が再開されない限りは追加的な原料炭輸入が生じることはないと予測しているが、Coronad社のSpindler CEOは「我が社は最近、製鉄所が再開され始めた中国で、インド顧客に替わり原料炭を購入する顧客を見つけた」と述べている。

(シドニー事務所 Whatmore 康子)

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