南アフリカ:Anglo Americanが南アフリカの石炭事業から撤退

掲載日:2020年5月14日

2020年5月7日の現地報道によると、Anglo Americanは、6日に南アフリカの一般炭資産を3年以内に分離することを計画していると発表したように、一般炭事業からの撤退を加速している。投資家、規制当局、環境団体からの圧力が高まっているため、近年、鉱山会社は石炭資産を売却するか、石炭採掘を制限するよう求められている。

同社は、2014年以来一貫して石炭事業にかかる負荷を軽減しており、南アフリカの石炭資産の分離もその一環であると述べたが、売買取引のオプションは除外しなかった。同社CEOのMark Cutifani氏は、2月に石炭からの撤退に向けて取り組んでいると述べていたが、その時はそれ以上の詳細は明らかにしなかった。

同社は、「南アフリカでの一般炭事業の長期的な展望は、異なる所有者の下で行われることが最善であると私たちは信じている。」と、7日に投稿された株主の質問に対して書面で回答した。

なお、同社は現在南アフリカで6炭鉱を操業しており、2019年の生産量は、輸出・国内向けを合わせて27,842千トンだったが、これは前年比で4,209千トンの減少だった。

(石炭開発部 奥園 昭彦)

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